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会誌No.76発行される!  [連絡 / General Information]

会誌No.76発行されました! 

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▲最新号No.76の表紙

 当会の会誌Butterfliesの最新号・No.76が発行されました! 今号も注目記事が目白押し! ぜひご一読下さい。まずは目次をUPします。クリックで拡大します。

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▲No.76目次

 本号のトップ記事はNakamura, N. & Seki, Y. Reexamination of Rapala nissa (Lycaenidae, Lepidoptera) and related taxaです。インドから台湾まで広域に分布するシジミチョウの一種、ワタナベシジミ Rapala nissaは、何種か独立種を含むと推測されていたものの、研究が進んでいませんでした。今回、各地から集積したデータの正確な標本をもとに、欧米の博物館に収蔵されているタイプ標本を検討した上で、nissaとされてきたものの中から新たに独立種huangiaenigmaを記載し、nissaの亜種palameraを独立種としました。著者らの長年にわたる資料の集積と、きめ細かい研究がうかがえる力作で、混乱していたワタナベシジミの分類における決定的な文献となるものです。

Rapala nissa.jpg
▲古いタイプ標本も丁寧に調査している

 続いて紹介するのは昨年末の当会の総会で学会賞に輝いた、アジア産蝶類幼生期の研究では右に出る者のいない当会理事の原田基弘さんを中心とする研究チームの論文です。

Lijun Ma, Harada, M., Yoshida, Y., and Wang Ming. Early stages newly revealed for two Neptis species in northwestern Yunnan, China

 日中の合同研究チームが中国雲南省で行ったフィールドワークの結果、新たに解明されたミスジチョウ属(Neptis)の幼生期が紹介されています。

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▲新たに幼生期が解明されたNeptis属の食樹

 未解明の幼生期を探索するには長年の経験や勘、それに運がものを言うのですが、原田さんはほとんど寄生蜂なみの眼力で幼生期を解明してしまいます。喜寿を迎えようとしてもなお、アジアの奥地でフィールドワークを続ける姿はまさに日本蝶界のレジェンドそのものでしょう。

 会誌は会員外でも1冊3,500円(送料別)で購入できますので、ご希望の方は下記のメールアドレスまでお申込み下さい。

【申し込み先】bsj@shobix.co.jp

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