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【動画】ギンイチモンジセセリ / Movie File: Silver-lined skipper (Leptalina unicolor) [日本の蝶 / Butterflies JAPAN]



【動画】ギンイチモンジセセリ
 先日公開した蔵出し動画が好評だったので、もうひとつご紹介しよう。ギンイチモンジセセリは春から初夏にかけて河川敷や草原、水田の脇などで見かけるかわいらしいセセリチョウだ。夏には涼しい高原などで、勇壮に飛ぶキアゲハヒョウモンチョウの陰でひっそりと飛んでいるのに出会った人もいるかもしれない。このギンイチモンジセセリも生息環境の破壊によって各地で減少が著しいようで、いまや環境省のレッドデータブックで「準絶滅危惧」のカテゴリーに入るほどになってしまった。幸い東京都の多摩川では、良好な環境があちこちに残っているようで、安定して発生が見られるのはうれしいことである。
 本種は一属一種の特異な種であるが、遠く地球の裏側の南米チリには特産の「そっくりさん」が分布している。チリギンイチモンジセセリとでも名付けたいこの種Argopteron puelmaeは、本会会誌No.48で「南米チリ採集記」を書かれた上原二郎、井上健の両氏が紹介している。両氏は幸運にも多数の個体をスキー場の草原で観察されたそうで、その臨場感あふれる記述を紹介して、本記事を終わりにしたい。

このセセリチョウ(註:チリギンイチモンジセセリのこと)は前翅表面を除けばすべて黄金色で、セセリの中でも異彩である。斑紋は、雌雄ほぼ同型。ギンイチモンジセセリのような飛び方で、金色の糸を引くような感じで美しく飛ぶ。Alfredによれば、夥しい数のこの蝶が舞う姿を「Lluvia de Oro(金の雨)」と呼ぶそうだ。テリトリーを張っているもの、紫色の花に来ているもの、いくつ採っても次から次に飛んでくる。
(上原二郎、井上健, 2008. 南米チリ採集記. Butterflies (Teinopalpus) No.48:36-42)


Argopteron puelmae.jpg
 ▲南米・チリのそっくりさんArgopteron puelmae(Butterflies (Teinopalpus) No.48より)



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